2022-01-01から1年間の記事一覧
7月27日に行われた厚労省の新型コロナ感染対策アドバイザリーボードで「感染者や濃厚接触者の急増で社会活動に影響が生じているので『感染しない・させない』の原則に沿った対策を徹底すべき」と提言されたと NHK が報じています。 これも無責任な提言です…
イギリスの BBC が世界中で発生が確認された「小児への『謎の肝炎』の原因と思わしきものが発見された」と報じています。 原因は「ロックダウンなどのコロナ対策で小児がアデノウイルスなどへの暴露機会が減少し、初期免疫を形成できなかった」と言及されて…
BA.5 による新型コロナの感染拡大では重症化率が季節性インフルエンザを下回っている状況が否定できなくなりました。 これに対し、「オミクロン株以降では『重症者のカテゴリ』になる前に死亡するので感染拡大防止策は必要」とのツイートが確認できます。し…
厚生労働省が人口動態統計・速報の2022年5月分を発表していましたので紹介いたします。 2022年5月の死者数は速報値で12万1473人でした。前年同月より +2.4%、将来推計人口・中位より約5000人多い数値です。ただ、推計・高位よりも6000人少ないことから想定…
大阪府から報告された新型コロナ罹患による年齢別・重症化率や死者数をグラフ化しましたので紹介いたします。数値は大阪府の発表から算出したものです。 「新規陽性者数が過去最高を記録した」との煽り報道がメディアを通して行われていますが、これは重症…
2022年6月から外国人観光客の受け入れが再開されたが、観光目的での入国者数は252名に留まったことが日本政府観光局(JNTO)の発表で明らかになったと日経新聞が報じています。 (G7 などの)他国と比較して「出国前検査などが厳格すぎる」との批判が6月下…
松野博一官房長官が7月20日の記者会見で「若者でも重症化するケースがあるので速やかな3回目接種を」と呼びかけたと時事通信などが報じています。 この政府からの要請で動く若年層はいないでしょう。なぜなら、20代や30代などの若者層が新型コロナで重症化…
日本の林芳正外務大臣がオンラインの外相会合で「新型コロナの終息に向けた国際的保健分野での取り組みをリードしていく」と語ったと NHK が報じています。 林外相は「対策を維持・強化しグローバルで行動し続ける必要がある」と主張していますが、先進国で…
東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。 グラフ化を行なった期間は「2022年7月16日(土)まで」です。 一部の専門家は「過去最大の新規陽性者数を覚悟すべき…
厚労省の新型コロナ対策アドバイザリーボードに参加する感染研の鈴木基氏や京都大学の西浦博氏が7月13日に行われた第90回の会合で「(ワクチン接種の有効性を疑わせる)接種歴ごとの陽性者数を発表するな」と提言しています。 この背景にあるのは「ワクチン…
経産省が電力広域的運営推進機関に対し、北海道から首都圏に電気を送る海底送電線の整備を要請すると読売新聞など各メディアが報じています。 この計画を諸手を挙げて歓迎するのは「再生可能エネ事業者だけ」でしょう。事業費は2.2兆円を必要とし、送電する…
山際大志郎・経済再生担当大臣が7月12日の閣議後会見で「新型コロナ対策による行動制限に効果があったのかを検証する必要がある」との認識を示したと朝日新聞が報じています。 山際大臣の発言は手のひら返しを言わざるを得ないでしょう。なぜなら、『新型コ…
政府分科会の尾身茂会長が岸田首相と会談し、「新型コロナの第7波が襲来したので基本的な感染対策を続けるべき」と主張したと NHK など各メディアが報じています。 現状では「人流抑制などの行動制限は必要ない」と語っていますが、尾身氏は “現在の重症者…
経済産業省が『節電要請』を参考にした『節ガス要請』の制度設計に取り組んでいると日経新聞などが報じています。 液化天然ガス(LNG)は火力発電や都市ガスが主たる使用方法です。節約を求めると「経済への悪影響」が弊害として生じることは避けられません…
プロ野球のセ・リーグを独走するヤクルト・スワローズから高津監督など14名が新型コロナ陽性を示し、9日のヤクルト対阪神戦の中止が決定したと報じられています。 皮肉なのは NPB が週1回のペースで実施するスクリーニング検査で陽性者を発見して試合中止に…
イギリスでの新型コロナの感染症例とワクチン接種状況が分析され、「18歳以上で新型コロナワクチンの3回目接種を受けた集団ではワクチン接種による有効性は識別できなかった」との論文が medrxiv に掲載されています。 論文では「識別可能な有効性は認めら…
産経新聞が参院・岡山選挙区で連立政権を組む自民党と公明党(の支持母体である創価学会)との間で対決姿勢が強まっていると報じています。 参院選 岡山、自公の亀裂拡大…地元創価学会が野党系支援にhttps://t.co/VCvHyhIFfZ岡山創価学会の幹部は激怒。6年…
物価高対策として政府が「化学肥料の使用量を減らした農家を支援する制度を設ける」と発表したことを NHK が報じています。 化学肥料を使わないと収穫量が減少するため、この方針に対する批判の声が出ていることも事実です。しかし、「化学肥料の使用量を20…
大阪府から報告された新型コロナ罹患による年齢別・重症化率や死者数をグラフ化しましたので紹介いたします。数値は大阪府の発表から算出したものです。 直近では70代の重症化率が 0.3% になったものの、その他の年齢層では新規重症者が発生していないため …
6月30日に第89回・新型コロナ感染対策アドバイザリーボードが開催され、その中で「アメリカやフランスでは日本の10倍以上の感染爆発が生じたのに『医療崩壊』は生じなかった」と報告されています。 これらの国々で医療崩壊を回避できた理由は「人的資源や物…
東京電力が電力需給の逼迫注意報を出したことで「電力不足の原因」が注目されつつあります。 今の電力不足の原因は「政府が行った電力システム改革の失敗」と「カーボンニュートラルの推進」で火力発電所の採算が悪化して市場から退出させられたからです。 …
首相官邸が毎週月曜日に発表している新型コロナワクチンの接種状況が6月27日にも更新されていましたので、年齢階級別の3回目接種率が公開された4月11日時点からの積み上げ分などを紹介いたします。 年齢階級別の3回目接種率などは以下のとおりです。
今夏の発電能力不足に直面した岸田政権が「節電プログラムに参加すれば2000円相当のポイントを支給することを検討する」と木原官房副長官が言及したと日経新聞が報じています。 発端は「節電要請に応じた際の(電力会社からの)見返りが一般的な家庭で月 20…
6月22日に公示された第26回参議院議員選挙で日本維新の会の代表を務める松井一郎・大阪市長が「維新は通常国会で原発再稼働を訴えており電気料金を抑制できた」などと第一声をあげたと産経新聞が報じています。 この主張を一貫していれば良いのですが、松井…
厚生労働省が人口動態統計・速報の2022年4月分を発表していましたので紹介いたします。 2022年4月の出生数は速報値で前年より -10.6% の6万3000人でした。コロナ対策の弊害として「少子化の進行」がありますが、それが鮮明になったと言わざるを得ないでしょ…
7月10日に投開票が行われる参議院議員選挙に向けて1票の大切さを語る動画『VOICE PROJECT 投票はあなたの声』が公表されたと日本テレビが報じています。 ただ、芸能人など著名人が投票を呼びかけても若者の投票率が上昇することはないでしょう。20代の投票…
貧困問題に取り組んでいる藤田孝典氏が『物価高対策』として、現金や現物給付・減税・既存の社会保障強化を提言するツイートで賛同を募っています。 毎日Twitterデモ。物価高対策として、現金・現物給付、減税、既存の社会保障強化など様々な手法があります…
政府が6月の月例経済報告から「新型コロナ感染症による影響」を先行きのリスク要因から外した(=記述をなくした)と共同通信が報じています。 ただ、『生産』の判断は「持ち直しの動きに足踏みが見られる」と悪化しました。これは岸田政権が「節電の要請」…
小説家で医師の知念実希人氏が「新型コロナの感染を制御できないと経済は回らない」と主張するツイートを行なっています。 『ウイルスなんて怖くない、経済を回せ!』なんていうのは、議論でもなんでもなく、たんなる無知な子供のわがままなんですよ。感染…
東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。 グラフ化を行なった期間は「2022年6月18日(土)まで」です。 新規陽性者数は1000人台で下げ止まりとなりましたが、…