2022-01-01から1年間の記事一覧

鈴木基氏、アドバイザリーボードに『ワクチン接種済の新型コロナ死者を半分に圧縮した虚偽グラフ』が含まれた資料を提出

2022年12月28日に開催された厚労省・新型コロナ対策アドバイザリーボードで感染研の鈴木基氏が提出した資料(PDF)のグラフに重大な間違いがあったことを指摘したいと思います。 問題は「ワクチン接種回数ごとの重症例および死亡例をグラフ化した際に『2回…

「全国でインフルが流行期に入った」と煽る厚労省、『(インフルより脅威の低い)新型コロナ対策優先』の方針は変えず

「インフルエンザが全国的な流行期に入った」と厚労省が発表したと NHK が報じています。 もし、厚労省が『新型コロナと季節性インフルエンザによる同時流行』で国民の健康が阻害されることを懸念しているのであれば、全年齢層で重症化率や致死率が新型コロ…

ファイザー社の執行役員を教育委員会委員(任期4年)に任命した東京都、ファイザー社と福祉・保健医療で連携協定を締結

東京都とファイザー社が福祉・保健医療で連携協定を締結し、2022年12月26日に都庁で協定締結式が開催されたと日経新聞が報じています。 東京都とファイザー株式会社は本日、#福祉 ・ #保健医療 分野における連携協定を締結しました#ファイザー の日本での70…

【東京都】新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2022年12月24日時点)

東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。 グラフ化を行なった期間は「2022年12月24日(土)まで」です。 東京都では『入院中の重症者数』が「2022年夏に記録し…

厚労省アドバイザリーボード、「新型コロナの重症化率および致死率は全年齢層で季節性インフル未満」と認める

「新型コロナウイルス感染症の重症化率や致死率を季節性インフルエンザと比較することはできない」との詭弁を展開していた厚労省の新型コロナ対策アドバイザリーボードが「新型コロナの重症化率や致死率は季節性インフルエンザ未満」と認めました。 現状で…

人口動態統計速報(2022年10月): 年間出生数80万人割れと推計を上回る死者数の報告が続く

厚生労働省が人口動態統計・速報の2022年10月分を発表していましたので紹介いたします。 出生数は7万235人。前年同月よりも -4% となり、2022年の年間出生数が80万人を下回ることは確定的となりました。 一方の死者数は13万1840人。死者数は前年同月よりも …

厚労省アドバイザリーボードが「新型コロナとインフルエンザのリスク比較は困難」と発表し、コロナ対策の正当性を潰す

新型コロナの法律(=感染症法)上の分類を変更するかに関し、12月14日に開催された厚労省のアドバイザリーボードの会合で専門家が「新型コロナと季節性インフルエンザのリスク比較は困難」との見解を示したと朝日新聞が報じています。 この見解は大問題と…

「厚労省が新型コロナワクチン無料接種を見直す議論へ」と読売新聞が報じる

「厚生労働省が臨時接種の位置付けにある新型コロナワクチンの無料接種を見直すための議論を始める」と読売新聞が報じています。 「感染症の蔓延を防止する狙い」で国が接種費用を全額負担する『臨時接種』が行われているのですが、新型コロナワクチンを接…

【大阪府】 新型コロナの新規陽性者数・重症化率・死者数など(2022年12月10日時点)

大阪府から報告された新型コロナ罹患による年齢別・重症化率や死者数をグラフ化しましたので紹介いたします。数値は大阪府の発表から算出したものです。 グラフ化の対象は2022年12月10日(土)までです。 今夏の BA.5 による感染拡大で記録した新規重症者数…

毎日新聞が新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行を煽るも、全国ワーストだった大阪府はピークアウト

2022年11月7日から13日の1週間に報告されたインフルエンザの患者数が大阪などで報告されており、今冬は新型コロナとの同時流行が懸念されると毎日新聞が同月18日付の記事で報じています。 その後、同時流行に対する話題はメディアで取り上げられなくなりま…

感染研・鈴木基センター長、独自解釈した特措法の趣旨を根拠に「私権制限の検討を」と基本的対処方針分科会で主張

2022年11月24日に行われた第30回・基本的対処方針分科会の議事録(PDF)が公表されました。 この会合で国立感染研の鈴木基センター長が特措法の趣旨を曲解。自ら曲解した趣旨を根拠に法の条文を超えた私権制限を政府に専門家の立場で要請する暴挙に出ていま…

【東京都】新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2022年12月3日時点)

東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。 グラフ化を行なった期間は「2022年12月3日(土)まで」です。 コロナ対策の補助金を得ている医師会など医療関係者は…

厚労省アドバイザリーボードの一員だった和田耕治氏、ファイザーに転職したことでメディアなどから触れられなくなる

感染症対策の専門家として活動していた和田耕治氏が2022年夏頃からマスコミに取り上げられなくなりました。これは和田氏がファイザー社に転職したことで「中立性が損なわれた」とメディアが判断したからでしょう。 コロナ対策を強く要求し、新型コロナワク…

人口動態統計速報(2022年9月): 先月と同様に出生数は『推計・中位』に近い水準で、死者数は『推計・高位』を超える

厚生労働省が人口動態統計・速報の2022年9月分を発表していましたので紹介いたします。 出生数は速報値で7万2525人と前年同月より -3.9% でした。『推計・中位』に近い水準ではあるものの、年間の出生数が80万人を下回ることは確定的な状況になっています。…

テレビ朝日が「『ケルベロス』や『グリフォン』に連続感染する恐れがあるのでワクチン接種を」との煽り記事を配信

テレビ朝日が「『ケルベロス』や『グリフォン』と呼ばれる新型コロナの変異株への連続感染を懸念する声が医療の現場から出ている」との記事を配信しています。 短期間に風邪やインフルエンザに連続感染するのであれば、「当人の免疫機能に問題が生じている…

知念実希人氏、「開業医達はコロナ禍で大きな減収」と主張するも財務省は「医療機関の経営は近年になく好調」と総括

作家の知念実希人氏が「開業医はコロナ禍で大きな減収となり苦しんでいる」と主張し、たむらけんじ氏のツイート内容に猛反発をしています。 医師会は営利団体ではなく、医師である会員からの会員費で成り立っているので、コロナ禍でも収支は全く変わりませ…

「マスクには感染予防効果がある前提で新型コロナ対策の議論を」との非科学的な提言を行う忽那賢志氏

感染症専門医の忽那賢志氏が「マスクには感染予防効果がある前提で議論すべき」と主張しています。 マスクについては単純に「するかしないか」ではなく、感染予防効果があることを前提とした上で「どの場面ではするのか/しないのか」「どういう流行状況であ…

2022年夏に「コロナを普通の病気と同じに」と提言した尾身氏、3ヶ月後に「5類の話をするのは今ではない」と手のひら返し

11月11日に行われた新型コロナ感染症対策分科会の後の記者会見で尾身茂会長が「5類の話をするのは今ではない」と述べたと m3.com が報じています。 尾身氏は今年8月に「コロナを普通の病気と同じに」と主張し、一部の記者は「尾身氏は経済のことも考えてい…

財務省、「インフルエンザよりも重症率・致死率が低い新型コロナでワクチンの全額国費を見直せ」と財政制度等審議会で提言

財務省の財政制度等審議会で「新型コロナワクチンの全額国費を見直すべき」との提言が出されたと日経新聞が報じています。 2022年夏の第7波では新型コロナによる重症化率や致死率は季節性インフルエンザよりも低いと財務省が発表したデータで記されているの…

学生に『感染予防効果の裏付けがなく心因性の死者を増やす新型コロナワクチン』の接種を促して在庫処分に走る政府は醜悪

松野官房長官がオミクロン株対応ワクチンを年内に接種するよう推進の協力を依頼したと首相官邸の公式ツイッターで報告されています。 本日、松野官房長官は、全国専修学校各種学校総連合会、日本私立大学協会、日本私立大学連盟、日本私立短期大学協会、国…

『感染症の研究需要』は先進国で乏しく、『新型コロナの症例数』が限られた日本からの論文が少ないのは必然

朝日新聞が「コロナ論文が G7 で最も少ない」と報じ、研究費の少なさを問題視しています。 しかし、これは問題の本質を正確に捉えているとは言えません。なぜなら、日本から発表された『新型コロナに関する論文』が少ない理由は以下が影響しているからです…

「感染対策に取り組む若者に感謝を伝えよう」との表向きの理由で「医療従事者などへの応援」を募る日本政府

日本政府の内閣官房が「感染対策に取り組んでいる若い世代への感謝を伝えるキャンペーンに参加を」とツイッターなどで呼びかけを行っています。 【#ThankyouAllキャンペーン】感染対策に取り組んで頂いている皆様、特に若い世代の皆様に感謝を伝えるキャン…

コロナ対策禍で婚姻件数と出生数の減少に直面した日本政府が「少子化は危機的な状況」との認識でバラマキによる対策を始める

小倉将信・少子化対策担当大臣が11月1日の閣議後の会見で「日本の少子化は危機的な状況にある」との認識を示したと TBS などが報じています。 小倉大臣は閣議後の会見で、コロナ禍で婚姻件数や出生数が減少するなど、日本の少子化は危機的な状況にあるとの…

ファイザーの幹部が欧州議会で「感染抑止力のテストはしていない」と認めたにも関わらず、「ワクチン接種で感染者3割減」と語る西浦教授

京都大学の西浦教授が「新型コロナの第8波で800万人が感染するものの新型コロナワクチン接種で3割減も」との試算を示したと NHK が報じています。 ただ、問題は新型コロナワクチンを開発・製造したファイザー社(の幹部)が欧州議会で「感染抑止力のテスト…

人口動態統計速報(2022年8月): 出生数は『推計・中位』に近い水準まで回復も、死者数が『推計・高位』を大きく上回る

厚生労働省が人口動態統計・速報の2022年8月分を発表していましたので紹介いたします。 2022年8月の出生数は速報値で7万4073人と前年同月より約1700人の減少(-2.3%)だったものの、『推計・中位』の出生数に近い数値だったことがポジティブな点です。 一方…

日本の新型コロナ対応は「最初から間違っていた」し、「誤った答申を続ける諮問機関を放置したこと」が致命的だった

デイリー新潮が「世界から笑われる日本のコロナ対策はどこで道を誤ったのか」との記事を掲載しています。 現実には「日本のコロナ対策は最初の緊急事態宣言の発出から間違っていた」と結論付けなければなりませんが、これは結果論です。『2020年4月の緊急事…

「新型コロナワクチンは安全。全年齢で接種すべき」と推奨し続けた医師らに “国の応訴費用” や “賠償金” を負担させるべき

新型コロナワクチンを接種した後に亡くなった人の遺族が遺族会を結成し、国を相手取った集団訴訟を予定していると CBC テレビが報じています。 この背景にあるのは一部の医師が「新型コロナワクチンは安全。全年齢で接種のメリットが上回る」と根拠の乏しい…

“コロナ対策で20代男女の自殺者数を増加させた厚労省” が「総合的な自殺対策を推進する」と宣言するマッチポンプ

厚生労働省の公式ツイッターアカウントが「総合的な自殺対策をより一層推進する」と取り組みをアピールするツイートを行なっています。 政府は本日、#自殺対策 の指針として新たな自殺総合対策大綱を閣議決定しました。新たな大綱により、誰も自殺に追い込…

「高いマスク着用率の日本で感染拡大するのは『ハイブリッド免疫』がないから」との詭弁を展開した忽那賢志氏の「マスク着用は有効」との主張を掲載する Yahoo! の責任は重い

忽那賢志氏が『Yahoo! 個人』に「マスク着用は新型コロナに有効な対策であり、感染状況に応じて緩和策を進めることが重要」と主張する記事を投稿しています。 しかし、この主張には矛盾があります。忽那氏は2022年8月に「マスク着用率が高い日本で新型コロ…

アメリカ・フロリダ州で「心因性の死者が増加する18〜39歳男性への新型コロナワクチン接種は非推奨」と保健長官が表明

アメリカ・フロリダ州のジョセフ・ラダポ保健長官が「新型コロナワクチンを接種した18歳から39歳の男性で心因性の死者が増加するリスクが分析で示された」とツイートしています。 Today, we released an analysis on COVID-19 mRNA vaccines the public nee…