報道
新型コロナウイルスによる騒動ではマスコミ報道が問題を増幅させる要因となりました。 その1つが『コロナ対策禍』による問題が起きているにも関わらず、『コロナ禍』とのミスリードを続けたことです。 両者の区別が付いていないのであれば、報道機関として…
読売新聞が2月21日付の社説で「新型コロナの感染拡大で鳴りを潜めていた季節性インフルエンザが3年ぶりに流行し始めている」と主張しています。 読売新聞の社説で主張されている内容は “一部の医療関係者” による煽りと同じです。 インフルエンザの過去の流…
新型コロナによる問題が各所で尾を引いている理由はマスコミの報道内容も少なからず影響を及ぼしていることは否定できません。 その1つは「新型コロナの法的分類に対する誤った認識」です。『2類相当』である時期があったことは事実ですが、変更された後も…
岡山大学病院が新型コロナの入院患者を受け入れるための補助金を19億円あたり過大に受給していたことが明らかになったと NHK 岡山放送局が報じています。 「意図的な過大請求ではない」と弁明していますが、その主張は通用しません。 岡山大学病院は2022年…
「厚生労働省が臨時接種の位置付けにある新型コロナワクチンの無料接種を見直すための議論を始める」と読売新聞が報じています。 「感染症の蔓延を防止する狙い」で国が接種費用を全額負担する『臨時接種』が行われているのですが、新型コロナワクチンを接…
テレビ朝日が「『ケルベロス』や『グリフォン』と呼ばれる新型コロナの変異株への連続感染を懸念する声が医療の現場から出ている」との記事を配信しています。 短期間に風邪やインフルエンザに連続感染するのであれば、「当人の免疫機能に問題が生じている…
財務省の財政制度等審議会で「新型コロナワクチンの全額国費を見直すべき」との提言が出されたと日経新聞が報じています。 2022年夏の第7波では新型コロナによる重症化率や致死率は季節性インフルエンザよりも低いと財務省が発表したデータで記されているの…
朝日新聞が「コロナ論文が G7 で最も少ない」と報じ、研究費の少なさを問題視しています。 しかし、これは問題の本質を正確に捉えているとは言えません。なぜなら、日本から発表された『新型コロナに関する論文』が少ない理由は以下が影響しているからです…
京都大学の西浦教授が「新型コロナの第8波で800万人が感染するものの新型コロナワクチン接種で3割減も」との試算を示したと NHK が報じています。 ただ、問題は新型コロナワクチンを開発・製造したファイザー社(の幹部)が欧州議会で「感染抑止力のテスト…
アメリカの疾病予防管理センター(CDC)が「オミクロン株に対応した新型コロナワクチンを追加接種に用いることを正式に推奨する」と発表したことを NHK などが報じています。 ただ、この推奨がアメリカで影響することはないでしょう。 そもそもアメリカの3…
「オミクロン株に感染して中等症や重症となった高校生以下の3分の2は基礎疾患はなかった」と日本集中治療医学会が発表したと NHK が報じています。 この調査は「新型コロナを煽って子供たちのワクチン接種を促すこと」が目的ですから無視すべきでしょう。 …
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルが「BCG ワクチンが新型コロナ予防にも効果があった」との研究結果を紹介しています。 今回の対象は自己免疫疾患である1型糖尿病患者への『BCG ワクチン接種』が対象ですが、研究結果は論文として発表されている…
愛知県の大村知事が「コロナ死亡者数の見直し」を国に要求したと中日新聞が報じています。 現状は「新型コロナに陽性反応を示せば “厳密な死因” に関係なく『コロナ死』として計上」されているのです。記事では「第7波で愛知県では死因が新型コロナによる死…
イギリスの BBC が世界中で発生が確認された「小児への『謎の肝炎』の原因と思わしきものが発見された」と報じています。 原因は「ロックダウンなどのコロナ対策で小児がアデノウイルスなどへの暴露機会が減少し、初期免疫を形成できなかった」と言及されて…
厚労省が『新型コロナワクチン接種歴不明者』を『ワクチン未接種者』に計上して新型コロナワクチンの接種効果を水増ししていた問題で後藤厚労大臣が記者会見で「現場の負担減のため」などと弁明したと NHK が報じています。 この弁明はロジックが破綻してい…
6月1日に実施された第86回・新型コロナ対策アドバイザリーボードで「1年後も入院患者の3割が後遺症を抱えている調査結果が明らかになった」と共同通信が報じています。 陽性反応者の3割に後遺症が出るのはないのです。また、共同通信が報じた総括研究報告の…
新型コロナの専門家としてメディアに登場する東京医大の浜田篤郎氏が「3回目接種率がヨーロッパ並みの 60% になれば屋外でもマスクを外せる」と主張していることを共同通信が報じています。 この浜田篤郎氏の主張はデマです。理由はヨーロッパでの新型コロ…
ファイザー製の新型コロナワクチンを接種しても、「オミクロン株への接種効果は数週間しか持続しない」とフォーブスが記事にしています。 また、2回目接種でも3回目接種であってもオミクロン株への接種効果は「わすか数週間」と指摘されているのです。政府…
厚労省・新型コロナ感染対策アドバイザリーボードのメンバーである和田耕治教授(国際医療福祉大学)が「一律でマスク着用をする必要はない」と言及していると TBS が報じたことが Yahoo! にも転載されています。 この主張には複数の問題があります。1つは…
分科会のメンバーとして『ゼロコロナ』を要求していた東邦大の舘田一博教授がオミクロン株に感染して重症化していたことを明かした NHK がインタビュー記事で報じています。 舘田氏は「アレルギー」を理由にワクチン未接種だったとのことですが、これでは説…
2月2日に行われた第70回・新型コロナ対策アドバイザリーボードで『オミクロン株による第6波』では『(デルタ株が主体の)第5波』より重症化率と致死率が大きく低下したと報告されたと毎日新聞が報じています。 複数の府県でその傾向が報告されているのです…
「新型コロナの法的扱いはインフルエンザと同じ扱いにすべき」と回答した人が 60% になったと日経新聞が世論調査を基に報じています。岸田首相が『聞く力』を発揮するのかが注目点と言えるでしょう。 コロナの法的扱い「インフル並みに」60% 維持は31%https…
「全国の新型コロナ重症者数が2ヶ月ぶりに100人を超えた」とテレビ朝日などマスコミ各社が報じています。数値は正しいのですが、内訳を確認せずに煽り報道を行なっていることは問題でしょう。 なぜなら、大阪・沖縄・京都の2府1県での重症者数が79名と全体…
日本で新型コロナのオミクロン株による(と見られる)新規陽性者数が増加していることを受け、マスコミなどが「感染拡大による影響が懸念される」との報道を積極的に行なっています。 ただ、ニュースや報道で取り上げられるのは「新規陽性者数」のみで、「陽…
新型コロナに関するデマや誤情報が原因の深刻な家族トラブルが起きていると NHK が報じています。ただ、問題は「NHK が新型コロナの脅威を過剰に煽り、ワクチンの副反応を矮小化している側」だという点です。 NHK は新型コロナに関する報道で「科学的根拠に…
日経新聞が「コロナ禍の余波で死者数が急増している」との記事を掲載しています。ただ、この記事には注意が必要です。 2020年の死者数は予想を大きく下回ったことに加え、日本は高齢化で死者数は毎年2万人ずつ増える状況だからです。懸念を示すなら、コロナ…
毎日新聞(の金秀蓮記者)が12月8日に行われた厚労省のアドバイザリーボードに提出された西浦氏の資料を根拠に「オミクロン株の実効再生産数はデルタ株の4倍」との記事を掲載しています。 ただ、これは提出資料から切り出した情報であり、西浦氏の研究者と…
アメリカ政府の首席医療顧問を務めるアンソニー・ファウチ氏が「オミクロン株はデルタ株より重篤ではない」と初期データを根拠に認めたとロイター通信などが報じています。 この主張を覆すことができるデータは現時点で存在しないのですから結論は受け入れら…
感染症の専門家として Yahoo! 個人でも記事を掲載する忽那賢志氏が「オミクロン株の感染が広がらないよう時間を稼ぎ、その間にブースター接種を」と呼びかけています。 ただ、忽那氏はファイザー社の広告に出演しているのです。これは「ステルスマーケティン…
テレビ朝日が「東京都で8月後半以降に感染者数が急減した理由は市民が高リスク行動を控えたことが要因になった可能性があると専門家会議で報告された」と報じています。 ただ、この報道はアドバイザリーボードに提出された資料から切り貼りが行われたもので…