2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

小池都知事が「出口戦略の明示やコロナの法的扱いの見直しを」と岸田首相に要請し、参院選に向けた駆け引きを開始

東京都の小池百合子知事が岸田首相と面会し、新型コロナ対策の出口戦略を明示することや新型コロナの法的扱いを見直すことを要望書として提出したと NHK など各メディアが報じています。 感染対策を重視していた小池都知事が「経済に比重を移した」ことは世…

人口動態統計・速報:2022年1月の出生数は「前年比 -14.6% だった2021年1月から +6.0%」を記録、死者数は推計・中位の水準

厚生労働省が人口動態統計速報の2022年1月分を発表していましたので内容を紹介いたします。 速報値で出生数は前年同月よりも +6%、死者数は将来推計人口の中位に該当する数値と楽観視できる内容でした。ただ、2021年1月の出生数は推計・低位を下回る実数値…

【東京都】新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2022年3月28日時点)

東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。 グラフ化を行なった期間は「2022年3月28日(月)まで」です。 『新規陽性者数』の減少は停滞している状況となってい…

日本がワクチン接種先行国に追い付いたことで接種推進派の医師が異口同音に「4回目接種は慎重に」と主張を転換

新型コロナワクチン接種を積極的に推進して来た医師が4回目接種に対しては「慎重に」と真逆の主張を展開しています。 ワクチン接種で得られる効果は「2022年初頭から行われている3回目接種」と同じなのですから、接種推進派が異口同音に主張を変えたことは…

厚労省アドバイザリーボード、陽性反応者数だけを見て「昨夏のピークよりも高い」と対策継続の正当性を訴える

読売新聞が厚労省のアドバイザリーボードが3月23日に行われた会合で「まん延防止等重点措置は解除されたが新規陽性者数は昨夏のピークよりも高く、感染再拡大に警戒を続ける必要がある」と報告したと伝えています。 この主張は『陽性者数至上主義』に基づく…

「新型コロナワクチンで3回目接種時に “交互接種” を選択した方が副反応が重くなる」と厚労省の部会で示される

新型コロナワクチンの3回目接種においては「2回目までと異なるメーカーのワクチンを接種する『交互接種』」が政府から勧められていますが、厚労省のワクチン分科会副反応検討部会で結果が報告されています。 3月18日に開催された第77回の検討部会では「2回…

【大阪府】 新型コロナの新規陽性者数・重症化率・死者数など(2022年3月19日時点)

大阪府から報告された新型コロナ罹患による年齢別・重症化率や死者数をグラフ化しましたので紹介いたします。数値は大阪府の発表から算出したものです。 2022年3月19日(土)までに報告された「重症化率」、「新規重症者数」、「死者数」などは以下のとおり…

「医療提供体制を拡充できる仕組み作りが必要」との分科会での指摘を1年以上放置する尾身氏が『中長期的な課題』に取り組むことはない

尾身茂氏が基本的対策分科会の後に「感染が落ち着いた段階で『まん防』や『医療体制の在り方』など中長期的な課題について議論していく必要がある」との認識を示したと NHK が報じています。 この発言は口先だけに終わるでしょう。なぜなら、2021年1月の新…

「まん防の適用外だった奈良県」と「適用した大阪府や和歌山県」でオミクロン株による感染拡大は同じように収束

3月21日に期限を迎える『まん延防止』が全国で解除される予定であると NHK が報じています。 「『まん延防止等重点措置』を適用した効果があったのか」は検証されなければなりませんが、政府や分科会は検証作業や結果の公表からは逃げるはずです。なぜなら…

高齢者が屋内で「勝つぞ!」とコールしても問題ないのだから、合唱など子供への制限を解除すべきだ

自民党が公式ツイッターで「今夏の参院選での必勝を目指して勝つぞ!のコールを行なった」と報告しています。これはダブルスタンダートと言わざるを得ないでしょう。なぜなら、政治的強者には「自由」が与えられているからです。 【 第89回 #自民党大会 】…

アレルギーを理由にワクチン未接種だった分科会の専門家、重症化率0.4%を引き当てたことで欺瞞が明るみに出る

分科会のメンバーとして『ゼロコロナ』を要求していた東邦大の舘田一博教授がオミクロン株に感染して重症化していたことを明かした NHK がインタビュー記事で報じています。 舘田氏は「アレルギー」を理由にワクチン未接種だったとのことですが、これでは説…

政府(=内閣官房)が『ワクチン/検査制度』の名称での再導入を打診も「差別を助長する」などの指摘が参加者から相次いでいたことが議事概要で明らかに

2月25日に開催された第13回・新型コロナウイルス感染症対策分科会の議事概要(PDF)がウェブ上で一般公開されました。 第13回の対策分科会では『ワクチン検査パッケージ』に代わる『ワクチン/検査制度』の導入が提言され、「3回目接種を必須としてはどうか…

“ワクチン接種効果や韓国での感染状況から目を背ける首相官邸” が「3回目接種は種類よりもスピード」と煽る

首相官邸の公式ツイッターが「3回目のワクチン接種は種類よりもスピード」を投稿しています。 【ポスターの掲示】この度、#追加接種 に関するポスターを2種類作成しました。このうち1種類は顔写真を掲載できるものとなっています。官邸のホームページでダウ…

秋田・佐竹知事、宮城・村井知事に続く形で「基礎疾患のない子供は新型コロナワクチンを打って欲しい」と発言

3月4日に開催された全国知事会の終了後に取材に応じた秋田県の佐竹知事が「基礎疾患のない限り、子供は新型コロナワクチンを打って欲しい」と述べたと秋田テレビなどが報じています。 以前にも宮城県の村井知事が同様の発言をしていましたが、“接種すべき対…

【イスラエル】 過去最悪の死者数を記録し、オミクロン株による感染拡大は収束へ(2022年3月4日時点)

イスラエル保健省がダッシュボードで報告している新型コロナの新規陽性者数・重症者数・死者数などをグラフ化しましたので紹介いたします。 グラフ化の対象は「2022年3月4日まで」です。 オミクロン株による感染拡大で「過去最悪の死者数」を記録したのです…

厚労省のアドバイザリーボード、『水増しした死者数』を用いて「オミクロン株の致死率はインフルよりも高い」と主張

3月2日に開催されたアドバイザリーボードに専門家の有志が「オミクロン株と季節性インフルエンザとの比較」を提出したと毎日新聞が報じています。 「新型コロナ(=オミクロン株)の致死率は依然として季節性インフルエンザよりも高い」と主張していますが…

3回目接種の先進国での感染拡大が深刻な現実から目を背け、「ワクチン接種の滞りで感染減少が鈍化」との詭弁を弄する尾身茂氏

3月2日に行われた参議院予算委員会で尾身茂氏が「高齢者と児童など子供に感染が広がったので下火にならない。ワクチンの3回目接種が進んでいないことも原因」との主張を述べたと報道各社が報じています。 尾身会長 感染減少鈍化は3回目接種遅れも関係してい…

アドバイザリーボードは「新型コロナを5類に」と主張する阿南英明氏の『作戦変更』の提言に便乗する前にすべきことがある

2月24日に開催された第73回・新型コロナ感染対策アドバイザリーボードにおいて、神奈川県医療危機対策統括官の阿南英明氏が『「濃厚接触者」に関する作戦転換』を訴える資料(PDF)を提出しています。 阿南氏は「新型コロナは風邪と同様に扱うべき」と方針転…