【東京都】新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2022年7月16日時点)

  東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。

  グラフ化を行なった期間は「2022年7月16日(土)まで」です。

  一部の専門家は「過去最大の新規陽性者数を覚悟すべき」と脅していますが、このような発言をする専門家は『入院中の重症者数』や『死者数』の推移に言及していません。

  『入院中の重症者数』が今年2月に流行のピークを迎えたオミクロン株の 20% 弱で、『死者数』が「1日あたり数人以下」ではコロナ対策を継続する根拠を見出せないからです。これらの点から目を背ける専門家は「解任」を言い渡すべきでしょう。


年齢別・入院中の重症者数(都の基準)

  『BA.5』と命名された新型コロナウイルスの感染拡大で東京都基準での『入院中の重症者数』は7月15日の時点で16名にまで増加しました。

  これを根拠に「医療逼迫の可能性」を持ち出す専門家や医療関係者が散見されますが、そのような人々が『入院中の重症者数』の推移を無視していることは火を見るよりも明らかです。

  厚労省が発表している『入院中の重症者数』を確認すると、今年2月のオミクロン株によるピーク値は87名です。7月15日時点での『入院中の重症者数』は16名と 20% 弱に過ぎません。

  東京都では昨夏のデルタ株による感染拡大で『入院中の重症者数』は300名弱に達しており、BA.5 の感染拡大で医療逼迫が起きるのであれば原因は「医療資源の配分ミス」に限定されるでしょう。

  したがって、現状の『新型コロナ対策』を継続する根拠が見当たらない状況に陥っていることは否定できないのです。


新型コロナ(≒オミクロン株)による死者数の推移

  2022年5月以降の新型コロナによる死者数は「1日あたり数人以下」で推移しています。

  死者の大部分は80歳以上であり、若者や子供たちにとっては『新型コロナ対策』の方が有害となっています。医療業界は『新型コロナ対策』で補助金などの恩恵を得る立場ですから、ワクチン接種や検査など「現行対策の継続」を求める “守銭奴” が後を絶たないのです。


新規陽性者数と実効再生産数Rの推移

  『新型コロナ対策』を訴える専門家が唯一の拠り所にしているのが新規陽性者数です。1日の新規陽性者数が2万人弱に達し、過去最高を記録することが確実となっているからです。

  しかし、『入院中の重症者数』や『死者数』は過去最低の水準なのです。

  陽性反応者の症状を無視し、陽性反応者の数を理由に『新型コロナ対策』の継続を訴えるのは「新型コロナの症状は医学的に無視して良い軽微なもの」と認識して問題はないでしょう。

新規陽性者数とワクチン接種状況

  政府や専門家が『有効な新型コロナ対策』として推奨する「ワクチン接種」ですが、マイナス効果が鮮明となっています。

  新規陽性者数における「未接種者:接種者」の割合は2022年6月上旬までは「1:2」でしたが、7月初旬以降は「1:3」と数値が悪化しているからです。

  『ワクチン万能論』を展開してしまった専門家やそれを真に受けてしまった政治家のメンツに “忖度” する必要はないのです。「納税者である現役世代や将来世代にとってマイナス面が大きい対策は速やかに転換することが求められている」とも言えるでしょう。