【東京都】新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2022年12月3日時点)

  東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。

  グラフ化を行なった期間は「2022年12月3日(土)まで」です。

  コロナ対策の補助金を得ている医師会など医療関係者は「コロナ対策を継続すべき」と煽っていますが、実態は季節性インフルエンザ未満の脅威となっています。


年齢別・入院中の重症者数(都の基準)

  東京都基準での新型コロナによる入院中の重症者数は2022年12月3日時点で20名です。

  季節性インフルエンザよりも重症率が低いと指摘された BA.5 による『入院中の重症者数』のピーク値は43名。現在の水準はその半分です。

  また、2022年2月から3月にピークを迎えた BA.1 による『入院中の重症者数』のピーク値は「87名」でした。これらの比較すると「新型コロナに特別対応をする必要性は失われた」と言わざるを得ないでしょう。


新規陽性者数と実効再生産数Rの推移

  2022年9月末に新規陽性者数が全数報告ではなくなったため、2022年10月以降の新型コロナによる新規陽性者数は以前よりも少なく報告されるようになっています。

  現状は実効再生産数Rが 1.0 から 1.1 の間で推移しており、新規陽性者数が少しずつ増えている状況にあると言えるでしょう。

  ただし、新規陽性者数が増えている状況下でも『入院中の重症者数』は横ばいのままです。

  新型コロナの毒性が過去に流行した BA.1 や BA.5 と同程度であるなら、新型コロナの感染者数に比例して新規重症者も同程度の割合で発生するはずです。しかし、そうではないのですからナーバスになる必要はないでしょう。


新型コロナ(≒ BA.5)による死者数の推移

  新型コロナによる死者数は『死亡日別』で「1日あたり10名ほど」が報告されています。

  新型コロナを煽りたい医療関係者でさえ「死者が増えている」と主張する頻度が減少しました。「死者の大部分が80歳以上の後期高齢者」であり、新型コロナ以外の死者も『コロナ死』にカウントされていることが世間に浸透し、風向きが悪くなっているからでしょう。

  高齢者が『普通の風邪』で死亡することは珍しくありませんし、それを知らないなら医療従事者としての知識が疑われるレベルです。

  季節性インフルエンザよりも脅威の低い新型コロナに対する特別対応を要求する医療関係者は「特別対応による補助金収入という利権を手放したくないだけ」と見なすべきだと思われます。