ワクチン3回目接種で『高齢者層での10ポイント減』は無視し、「若者の接種率が低迷」と懸念を示す専門家やマスコミ

  政府が新型コロナワクチンの3回目接種率を年齢階級別に公表したと NHK などが報じています。20代や30代の接種率が 20% 台に留まっていることを懸念している政府や専門家の声を伝えているものの、費用対効果を考えると必然と言えるでしょう。


年齢階級別の新型コロナワクチン接種率(2022年4月11日発表)

  NHK が記事にした元ネタは首相官邸のホームページに掲載されている新型コロナワクチンの接種状況です。

  現時点での最新版は『2022年4月11日付』です。政府(や専門家)は「若者の接種率が低いこと」を懸念していますが、高齢者層でも3回目接種は10ポイント減の現実を直視すべきです。

  武漢株と呼ばれる初期の頃から若者が新型コロナに罹患した際の重症化率は低く、新型コロナワクチンによる接種効果は乏しかったのです。

  それに新型コロナワクチン接種をしても『元の生活』は戻って来なかったのです。政府や専門家が「3回目接種を」と呼びかけたところで事態は何も変わらず、「4回目接種を」との呼びかけが起きるだけでしょう。

  接種するのは「指示待ち人間」か「パワハラ同然で接種を強要された」かのどちらかであると考えられます。


『具体的な出口戦略』を示す気がない政府が『コロナ対策禍』を引き起こした元凶

  新型コロナワクチンは感染予防効果が乏しく、若者にワクチン接種を義務付けたところで『新型コロナ陽性反応者の減少』には何ら貢献しないのです。

  この指摘に反論できる専門家は皆無ですし、政府は『手段』であるワクチン接種が『目的』になる有様です。

  そもそも政府がお抱えの専門家は『本来の日常』に戻されては困る人物ばかりなのです。『具体的な出口戦略』が示されたことはありませんし、示すこともないでしょう。

  病床を逼迫させるのは高齢者であり、新型コロナワクチンが未接種の若者ではないです。接種効果ではなく接種行為による恩恵をアピールしなければならない時点で『誤り』を認め、方針転換をする必要があるのではないでしょうか。