【大阪府】 新型コロナの新規陽性者数・重症化率・死者数など(2022年6月4日時点)

  大阪府から報告された新型コロナ罹患による年齢別・重症化率や死者数をグラフ化しましたので紹介いたします。数値は大阪府の発表から算出したものです。

  新型コロナの法律(=感染症法)上の分類を「5類」に変更すべきでしょう。それだけ重症化率や死者数は季節性インフルエンザと同程度となっているからです。

  2022年6月4日(土)までに報告された「重症化率」、「新規重症者数」、「死者数」などは以下のとおりです。


新型コロナによる重症例

新型コロナによる年齢別・重症化率の推移(7日間平均)

  2022年5月以降で重症化率が 0.5% を超えているのは70代以上だけです。60代以下の年齢層での重症化率は 0.5% 未満です。

  この状況で新型コロナの法律上の分類を「(エボラ出血熱を上回る対応を求める)1類以上」で維持する政府や専門家の方針を問題視する声が上がるべきだと言えるでしょう。

新型コロナ(≒オミクロン株)による新規重症者数

  60代以下の新型コロナによる重症化率が 0.5% を下回っている理由は「今年5月以降に報告された新規重症者数が5名未満」と重症になることが稀だからです。

  今後も『全国民を対象にした新型コロナ対策』を求めるのであれば、対策による利益享受者である高齢者と医療業界向けの社会保障費を削減する形で対策費を選出すべきでしょう。


新型コロナでの死者数

  新型コロナによる死者数は「2022年4月は1日あたり5名前後」、「2022年5月以降は1日あたり数名弱」となっています。

  新規陽性者数は1日あたり3000人弱と報告されている中で死者や重症者はほとんど発生していないのです。大阪府では6月4日発表分(PDF)で8名の死者が報告されましたが、この8名は2022年2月の死者です。

  『2022年2月の死者数』は厚労省が人口動態統計・速報として4月22日に発表済みであり、死亡届が受理された人物を「コロナ死」として6月初旬に報告される現行の運用制度は改善すべき部分があるはずです。


新型コロナの新規陽性者と実効再生算数R

  東京都と大阪府は実効再生産数Rで同じ曲線を描いています。

  新規陽性者数や実効再生産数Rが増加したのは「ゴールデンウィークによる検査・報告の遅れが一括計上された期間」に限定されており、一部の専門家が懸念していた感染拡大は発生しませんでした。

  対策費として補助金を得る立場の感染症対策の専門家は新型コロナの恐怖を煽り続けることでしょう。しかし、それでは “狼少年” となることは時間の問題です。

  法律に違反する過剰対策を推し進めた専門家が責任を取らされるのは当然ですし、それが理解できない “お仲間” も共犯として断罪されるべきでしょう。