忽那賢志氏が『年月』を理由に「不必要な新型コロナ対策を止めよう」と掌を返し、煽り系医クラが間髪をいれずに付和雷同
忽那賢志氏が「新型コロナの流行開始から2年が経過したので不必要な感染対策を止めよう」と主張する記事を Yahoo! 個人に掲載したことに呼応し、煽り系の医クラが付和雷同をしています。
感染対策は『歳月』ではなく、『効果の有効性』や『費用対効果』で導入の是非が問われるべきものです。不要な対策を(政治や世間)に要求した事実に対する責任を取らなければならないでしょう。
新型コロナの流行開始から2年・・・そろそろ不必要な感染対策については止める時期に来ているのではないでしょうか。
— 忽那賢志 (@kutsunasatoshi) 2021年12月11日
ビュッフェの手袋、レジの店員さんの手袋、エレベーターの抗菌シート・・・全部止めましょうッ!
そしてハンドドライヤーは普通に使いましょうッ!https://t.co/3ycNoIhIxK
忽那氏の主張に追従した医師免許保持者
「不必要な感染対策を止めよう」との呼びかけに呼応した1人が木下喬弘氏です。
感染対策は始めることよりやめることの方が圧倒的に難しいですね。
— 手を洗う救急医Taka「みんなで知ろう! 新型コロナワクチンとHPVワクチンの大切な話」2刷決定 (@mph_for_doctors) 2021年12月12日
これを期に職場の対策など見直していただければと思います。
無駄なことはやめましょう。
ビュッフェの手袋、エレベーターの抗菌シート・・・そろそろ過剰な感染対策をやめていこうッ!(忽那賢志)https://t.co/58hPGMbdEf
感染対策を止めることは難しくありません。感染対策を始めた “科学的な理由” が存在すれば、「その理由を満たさなくなった(ことが確認された)から」と止める根拠になるからです。
また、“エビデンスに基づいた有用な情報提供を心がける” と bio に記載する知念実希人氏も忽那氏の主張に付和雷同をしています。
初期は全くウイルスの性質が分からなかったので、出来る限りの対策をする必要がありましたが、この2年でだいぶ正体も分かってきました。
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) 2021年12月12日
接触感染は極めて少ないことが分かっているので、その部分などで緩和をして不便を可能な限り減らすことは必要でしょう。
(でも、手洗いは続けましょうね) https://t.co/lReUBSeEgp
『不必要な対策』を放置したままにするのは『有効な対策』を遂行する上で足を引っ張ることになります。意見を変えるなら、その理由を説明することが最低限の責務になるはずです。
(エアロゾル感染を新型コロナの感染拡大の理由にするなら、手洗いでは防げない事実がある)
「流行開始からの歳月」は感染対策を止める理由にはならない
新型コロナの感染対策は『効果の有効性』や『費用対効果』を基に導入の是非を決定しているはずものです。「流行開始から一定の期間が経過したから」と言って不要になる対策はありません。
コロナ対策の導入を「効果がありそうだから」との雑な理由でも支持したから、「撤回する方が難しい」などとの詭弁を呈することになるのです。
「判断に必要な情報がなかった」との弁明が通用するのは『流行開始から数ヶ月』です。昨夏の時点で「日本の感染状況は欧米とは別物」と判明済みですし、人流削減などの対策が感染拡大との関係は否定されています。
専門家が全会一致で8月中旬に「感染が収束に向かう要因はない」と断言するも、真逆の現実が突き付けられた状況下で(忽那氏・木下氏・知念氏などが)問題を指摘しなかった事実が消えることはないでしょう。