忽那賢志氏が『年月』を理由に「不必要な新型コロナ対策を止めよう」と掌を返し、煽り系医クラが間髪をいれずに付和雷同

 忽那賢志氏が「新型コロナの流行開始から2年が経過したので不必要な感染対策を止めよう」と主張する記事を Yahoo! 個人に掲載したことに呼応し、煽り系の医クラが付和雷同をしています。

 感染対策は『歳月』ではなく、『効果の有効性』や『費用対効果』で導入の是非が問われるべきものです。不要な対策を(政治や世間)に要求した事実に対する責任を取らなければならないでしょう。

 

忽那氏の主張に追従した医師免許保持者

 「不必要な感染対策を止めよう」との呼びかけに呼応した1人が木下喬弘氏です。

 感染対策を止めることは難しくありません。感染対策を始めた “科学的な理由” が存在すれば、「その理由を満たさなくなった(ことが確認された)から」と止める根拠になるからです。

 また、“エビデンスに基づいた有用な情報提供を心がける” と bio に記載する知念実希人氏も忽那氏の主張に付和雷同をしています。

 『不必要な対策』を放置したままにするのは『有効な対策』を遂行する上で足を引っ張ることになります。意見を変えるなら、その理由を説明することが最低限の責務になるはずです。

 (エアロゾル感染を新型コロナの感染拡大の理由にするなら、手洗いでは防げない事実がある)

 

「流行開始からの歳月」は感染対策を止める理由にはならない

 新型コロナの感染対策は『効果の有効性』や『費用対効果』を基に導入の是非を決定しているはずものです。「流行開始から一定の期間が経過したから」と言って不要になる対策はありません。

 コロナ対策の導入を「効果がありそうだから」との雑な理由でも支持したから、「撤回する方が難しい」などとの詭弁を呈することになるのです。

 「判断に必要な情報がなかった」との弁明が通用するのは『流行開始から数ヶ月』です。昨夏の時点で「日本の感染状況は欧米とは別物」と判明済みですし、人流削減などの対策が感染拡大との関係は否定されています。

 専門家が全会一致で8月中旬に「感染が収束に向かう要因はない」と断言するも、真逆の現実が突き付けられた状況下で(忽那氏・木下氏・知念氏などが)問題を指摘しなかった事実が消えることはないでしょう。