【東京都】 新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2021年11月30日時点)

  東京都から報告された新型コロナ罹患による『年齢階級別の重症者数』や『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。

  期間は「2021年11月30日(火)まで」です。いずれの項目も「極めて低い水準」であり、感染防止対策の継続を求める要素は乏しいと言わざるを得ないでしょう。


年齢別・入院中の重症者数

  都の『入院中の重症者数』も11月は「低水準で推移」しています。11月30日時点で「6名」であり、大阪府と同様に「病床に余裕がある」と言えるでしょう。


死亡日別・死者数

  東京都から報告された『新型コロナによる死者数』は「11月は全体で10名」でした。

  10月は『報告日別の死者数』が多かったのですが、11月に入ってから報告された『新型コロナによる死者数』を反映されても『10月の死亡日別の死者数』は「1日あたり5人以下」です。

  『11月の死亡日別の死者数』は「1日あたり最大で2人」で、半分は「死者ゼロ」です。“新型コロナによる死亡リスクの高い人々” が増えている兆候は確認されないため、小康状態が続くことになるでしょう。


発表日別・新規陽性反応者数と実効再生産数R

  新規陽性者数は「11月中旬の1週間に実効再生算数Rが1を超えた」ことはありましたが、11月後半は「 R<1 」が続いています。

  絶対数では「1日あたり20人未満」です。『オミクロン株』で新規陽性者が増加に転じたとしても、入院者数や重症者数が連動しないのなら大騒ぎをする必要はありません。

  状況を注視する必要があるにしても、「重症化率が高くなった」などの明確な根拠が何もない状況で経済を締め付ける対応を断行した政権を盲目的に称賛することは問題視されるべきと言えるでしょう。