【大阪府】 新型コロナの重症化率および死者数(2021年11月30日時点)

  大阪府から報告された新型コロナ罹患による年齢別・重症化率や死者数をグラフ化しましたので紹介いたします。数値は大阪府の発表から算出したものです。

  『オミクロン株』の感染拡大を懸念する必要がないほど「各項目は低い数値を記録」している状態です。

  2021年11月30日(火)までに報告された「重症化率」、「新規重症者数」、「死者数」などは以下のとおりです。


新型コロナによる年齢別・重症化率の推移(7日間平均)

  『年齢別の重症化率』は先月と同様に使い物になりません。理由は「新規重症者の数が少なすぎるから」です。

  脅威的な感染力を持つとされる『オミクロン株による感染拡大』が起きるまで『年齢別の重症化率』に基づく判断が必要となる状況にはならないでしょう。


新型コロナの新規重症者数

  2021年11月に大阪府から報告された新規重症者は8名でした。また、11月30日時点での『入院中の重症者数』はわずか1名です。

  「オミクロン株が強い毒性を持っているかも知れない」と煽る医療関係者もいますが、それなら『重症化病床を使う優先順位』を事前に決めておくべきです。

  “パンデミック” なら「用意した病床数を上回る要医療介入者が発生する」ことが現実に起こり得るため、トリアージを設定しておくことが重要になるからです。

  そのことに触れない時点で “煽り屋” として表舞台から退場させられるべきでしょう。


新型コロナによる死亡日別の死者数

  また、新型コロナによる死者数は「1日あたり1人いるかどうか」の水準です。死亡リスクの高い『新規重症者』がほとんどいないのですから、死者が少ないのは必然と言えるでしょう。


  新型コロナ対策による補助金バブルを得ている業界や個人は『オミクロン株の脅威』を煽ることでしょう。そうすることで恩恵が最大化されるからです。

  一方で対策に投じられたコストを増税や社会保険料率の引き上げで負担を強いられる “一般企業で働く納税者” にはマイナス面がさらに大きくなることでしょう。コロナ対策による深刻な経済不況に直面することになると思われます。