東京都から報告された重症者数の推移(2021年7月24日時点)

重症者数の週平均値

東京都から報告されている重症者数の週平均は下図のとおりです。

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週平均値で見ますと、40代・50代・60代・70代が「15人前後」の重症者数を記録しています。

7月18日から24日までの1週間で70代は重症者数が減少しましたが、減少幅は「微減」と言うべき水準です。

50代は「先週比で横ばい」ではあるものの日別の重症者数では「増加」の状況にあります。そのため、来週の報告数を見守る必要があるでしょう。

先週比で重症者数が増えたのは40代と60代でした。40代は「日別でも増加中」ですが、60代は「日別では横ばい」です。したがって、各年齢世代ごとに状況を論じる必要があるものと思われます。


年齢別重症者数の推移

東京都が発表している在院中の年齢別重症者数の推移は以下のとおりです。

7月18日から24日までの1週間で重症者数の増加が見られたのは40代と50代です。ただ、重症者数は高齢者と同程度ですから、回復に要する期間が短くて済むことを考えると大騒ぎすることは不適切と言えるでしょう。