【東京都】新型コロナの新規陽性者・重症者数・死者数などの推移(2022年5月14日時点)

  東京都から報告された新型コロナによる『新規陽性者数』、『入院中の重症者数』、『死者数』などをグラフ化しましたので紹介いたします。

  グラフ化を行なった期間は「2022年5月14日(土)まで」です。

  「感染対策の継続」を訴える一部の専門家には『不都合な現実』が突き付けられる状況となっています。


年齢別・入院中の重症者数(都の基準)

  専門家によりますと「第7波が襲来」とのことですが、都の基準での『入院中の重症者数』は10人を下回る水準です。2022年5月14日の発表分では「4名」でした。

  新型コロナの脅威を重症化で煽ることは不可能と言わざるを得ないでしょう。


新型コロナ(≒オミクロン株)による死者数の推移

  新型コロナによる死者は2022年4月以降は「1日あたり5人未満」が中心となっており、その大部分は「80歳以上」です。

  基礎疾患を持つ10代以下の重症例は時折報告されますが、死者は報告されていません。つまり、重症化したとしても(ワクチン接種歴や基礎疾患の有無に関係なく)回復しているのです。

  「現行の『コロナ対策』を継続する意味は薄れた」と認めざるを得ない状況となっています。


新規陽性者数と実効再生産数Rの推移

  ゴールデンウィーク明けに新型コロナの新規陽性者数を増えたことで「基本的な感染対策の継続を」を訴える専門家などがいますが、聞く耳を持つ必要はありません。

  なぜなら、80% 以上がブースター接種を終えた65歳以上の高齢者による新規陽性者数が20代や30代と同じ割合で増加しているからです。

  「若い世代などで3回目接種が終われば感染対策も終焉に向かう」などと『感染対策継続の正当性』を訴える医療関係者もいますが、全く意味のないことです。

  8割がブースター接種を終えた高齢者層での実効再生産数Rは「ブースター接種率が 50% に満たない20代や30代と同じ」なのです。若い世代はオミクロン株では重症化するケースは極めて稀であり、ブースター接種をしても新型コロナに感染するのは高齢者層が実証しています。

  ワクチン接種を(実名で)声高に訴えたため、引くに引けなくなった医師や政治家が「3回目までは接種を」と苦し紛れに訴えているに過ぎません。

  『陽性者数至上主義』に基づく対策を講じると経済への悪影響が深刻になるのですから対策を止めさせる時でしょう。